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自分に限って法トラブルは無縁だと思っていませんか?自転車にクラクションを鳴らす行為や、飲食店がビールを客に持ち帰らせる行為など、一見よくありそうなところに法律違反は潜んでいます。ネットで悪評を流布することも、違法となる可能性があるのです…。
普段生活している中で何となくしてしまったこと、それは罪に問われるかもしれません。ここでは、意外と知られていない法律違反をイラスト付きで紹介しながら、弁護士が解説します。身に覚えがある人は要注意。知らなかったでは済まされないかもしれませんよ…。

■もくじ

≪法律違反1≫車道の自転車が遅いのでクラクションを鳴らす編
≪法律違反2≫線路を歩いて帰る編
≪法律違反3≫飲食店が、提供したビールを持ち帰らせる編
≪法律違反4≫ネットで悪評を流布編
≪監修弁護士の紹介≫
最後に…


≪法律違反1≫車道の自転車が遅いのでクラクションを鳴らす編

自転車にクラクションを鳴らす

道路交通法54条

弁護士の見解

自動車教習所で習うことも多いと思いますが、自動車の運転者は、見通しのきかない交差点等以外の場所で、むやみやたらとクラクションを鳴らすことが禁止されています(道路交通法54条)。これに違反すると罰金等の刑罰が科されます。
危険を防止するためにやむを得ない場合、クラクションを鳴らすことも許されますが、自転車が遅いという理由は危険を防止するためとはいえません。クラクションを鳴らすと、かえって歩行者や自転車運転者を驚かせてしまい、事故の危険性が高まることもあるため控えましょう。


≪法律違反2≫線路を歩いて帰る編

線路を歩いて帰る

『往来妨害罪』 / 『往来危険罪』

▼弁護士の見解

営業している路線の線路内に立ち入ることは、鉄道営業法により禁止されており、科料1万円未満の罰則が科されます(新幹線の線路内の立ち入りは、別の法律でより重い刑罰が科されています)。たとえ列車が走っていない時間帯であっても、線路内への立ち入りだけで処罰の対象となってしまいます。電車の運行の安全を害するような危険が生じた場合には、より重い往来危険罪(刑法125条)に該当する可能性もあります。


≪法律違反3≫飲食店が、提供したビールを持ち帰らせる編

ビールを持ち帰らせる

酒税法違反 

▼弁護士の見解

お酒を販売するためには、税務署長の免許を受けなければなりません(酒税法9条)。飲食店が営業場所で飲むためのお酒を提供するだけの場合には、この販売免許は不要とされています。しかし、飲食店が提供したお酒を客に持ち帰らせると、「お酒を販売した」とみなされてしまいます。したがって、免許なくお酒を販売したことになってしまい、1年以下の懲役または50万円以下の罰金の刑罰が科される可能性があります。


≪法律違反4≫ネットで悪評を流布編

ネットで悪評を流布

名誉棄損罪 / 侮辱罪 

▼弁護士の見解

他人の悪評をネットやSNSに書き込むことは、名誉棄損罪(刑法230条)または侮辱罪(刑法231条)に該当する場合があります。名誉棄損とは、人の社会的な評価を下げるような事実を指摘することを指し、その内容が真実であるかどうかは基本的に関係ありません。
侮辱は、名誉棄損のように事実を指摘するのではなく評価を示した場合に問題となります。例えば、「あいつは100点満点のテストで5点しかとれなかった。」という表現は名誉棄損が問題となり、「あいつは馬鹿だ。」という表現は侮辱が問題となります。

【監修】王子総合法律事務所 益谷 元也弁護士


益谷 元也(ますたに げんや)弁護士

王子総合法律事務所
第二東京弁護士会(登録番号 47991)
この記事は、益谷 元也弁護士が法律監修を担当しました。

弊所は、地域に根差し、東京・城北地方や埼玉・南部で悩み事を抱えておられる方や中小企業のために尽力します。ご相談の内容にかかわらず、初回相談は無料です。問題解決や、成長・発展の一助になれば幸いです。

▼LINE弁護士相談
http://nav.cx/86V6Uyv
▼相談サポートサイト
https://www.soudan-form.com/detail/tokyo/907635/


最後に…

法トラブルで困ったら、一人で悩まずLINE弁護士相談の法律相談Q&Aで気軽に相談を。



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