依頼前に知っておきたい弁護士に関するキホン

弁護士とは、依頼人の抱えているトラブルを法的観点で総合的にサポートし、解決へと導いてくれる存在です。しかし、相談や依頼をするのはハードルが高く、不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。そこでこの記事では、弁護士に依頼するメリットや、弁護士費用の相場、相談~依頼・解決に至るまでの流れなどをまとめてご紹介します。弁護士に対する疑問を解消し、不安を少しでも取り除いてください。

■もくじ

【1】弁護士に依頼するメリット
【2】弁護士費用と相場
【3】相談から依頼、解決までの流れ
【4】知っておきたい弁護士まめ知識


【1】弁護士に依頼するメリット

トラブルが起きて争うことになった場合、弁護士に依頼をすれば、豊富な専門知識と経験を活かして、依頼人が有利になるよう交渉を進めてくれます。弁護士が介入することにより、早期解決を一緒に目指すことが可能に。気が重い相手との交渉や、多大な労力を要する裁判での必要な書類作成、手続き等もすべて代理で行ってもらえます。精神的な負担をはじめ、時間や労力までも軽減することができます。
弁護士には守秘義務が課されており、家族を含む第三者に相談内容等が漏れることはありませんので、安心して悩みを打ち明けましょう。


【2】弁護士費用と相場

shutterstock_1005706513
弁護士に依頼しようと思ったとき、一番不安に感じるのが費用ですよね。弁護士費用には、相談料から始まり、着手金や日当、報酬金などさまざまな種類があり、種類によって金額の相場も変わります。例えば、相談料の相場は1時間5,000~10,000円(初回相談だと無料の場合も)。着手金は、事件の内容等によって幅がありますが、10~40万円ほどかかるのが一般的です。かかる費用の内訳や相場を前もって把握しておけば、不安も軽減されるはず。下の記事では、費用の料金体系や相場、支払うタイミングなども詳しく解説しています。具体的なケースごとの相場や弁護士の見解も載せているので、ぜひ参考にしてみてください。
>>弁護士依頼の前に確認すべき〈費用の内訳/相場〉

✳︎費用の相場は、旧日本弁護士連合会報酬基準を参考にしています。


【3】相談から依頼、解決までの流れ

法律トラブルで弁護士を頼る場合、まずは法律相談でアドバイスを受けることが一般的です。そこで解決する場合もありますが、さらなる法的手続きや交渉が必要な場合には、正式な依頼の手続きに進むことが多いです。費用に関するトラブルを防ぐためにも、依頼前には明確な費用の見積もりを必ず出してもらいましょう。下の記事では、相談~依頼、解決に至るまでの一般的な流れを分かりやすく図にしています。弁護士に相談する前に準備すべきことや、依頼する際のポイントもまとめているので確認してみてください。
>>法律相談~依頼~解決の流れ・ポイントを紹介


【4】知っておきたい弁護士まめ知識

shutterstock_1478146298
ここでは、弁護士についての豆知識をご紹介します。


TIPS 1. 弁護士の仕事とは

弁護士は、犯罪に関するトラブル(刑事事件)だけでなく、離婚や借金、労働問題など、依頼人の日常生活におけるさまざまなトラブルを解決するのが仕事。裁判への出廷はもちろん、裁判所に提出する書類の作成などといった作業も多く、こうしたことも弁護士の大切な仕事なのです。


TIPS 2. 実は弁護士ってこんな人

弁護士のイメージといえば、「スーツと弁護士バッジ」「頭がすごく良い」「会話が堅そう」というイメージ。実際のところを身近な弁護士のみなさんに聞いてみました。

「弁護士という職業柄、しっかりしたイメージを持たれることが多いですが、結構お酒の失敗なども…。弁護士は弁護士バッジを常にスーツにつけているイメージがあるようですが、法廷以外で付けて外に出たことはないです。」(弁護士/30代前半/女性)

「弁護士というと、すぐに違法とか訴えるとか言いそうだと怖がられます。だけどそれは仕事でやっているだけで、プライベートは温厚で大人しい人も多いですよ。「異議あり!」とリアルに言ったこともありません。」(弁護士/30代前半/男性)

「六法全書を全部覚えているの?と、とてもよく聞かれますが、覚えておりません。」(弁護士/20代後半/女性)


TIPS 3. どうして守秘義務があるのか

弁護士の守秘義務は、法令上これを遵守することが弁護士に原則義務付けられているものです。弁護士に守秘義務が課されている結果、依頼人は事実関係をありのまま話すことができ、弁護士は状況を正確に判断して、適切なアドバイスや正しい解決策を提案することができます。もし依頼人が事実と違うことや、何かを隠して伝えたとしたら、弁護士は誤った対処をし、依頼人は不利な状況に陥ってしまう可能性もあります。
また、不倫や個人的なトラブルなどで「家族に知られたら困る」といったケースはよくありますが、本人が同意しない限り、原則家族などの第三者に相談内容等が漏れることはありません。弁護士には安心してすべてを包み隠さず話してみてください。



buttom_05


友だち追加