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弁護士に相談や依頼をしてトラブルを解決したいと思っても、分からないことが多く不安に感じることも多いはず。今回は弁護士への相談から依頼、解決に至るまでの流れと、よくある疑問をまとめました。法トラブルに困ったときの参考にしてみてください。
■もくじ

【1】弁護士への相談・依頼から解決までの流れ
【2】法律相談と依頼の違い
【3】弁護士に相談する前の準備~
 3-1 ≪相談の整理のためにも法律相談Q&Aに投稿してみる≫
 3-2 ≪相談前に準備するもの≫
【4】依頼をする際のポイント
 4-1 ≪明確な費用の見積もりを出してもらう≫
 4-2 ≪ゴール(最終着地点)を決める≫
【5】まとめ

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【1】弁護士への相談・依頼から解決までの流れ

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弁護士に相談・依頼をする一連の流れは上の図の通りです。自分に合った弁護士が見つかったら、まずは問い合わせをして法律相談の予約を取りましょう。法律相談後、相談だけで解決しなければ正式な依頼の手続き(委任契約書の締結)に進んでください。弁護士が問題解決のサポートをしてくれます。

また弁護士に相談すべきことなのか?と悩んでいる場合は、ひとまず法律相談Q&Aに投稿してみるのもおすすめ。弁護士からの回答で解決するケースもあれば、改めて弁護士に法律相談をすべきトラブルだと気づくこともあるでしょう。 →LINE法律相談Q&A投稿


【2】法律相談と依頼の違い


弁護士に相談をし、対処法や法的アドバイスなどを受けることを法律相談と言います。納得した上で依頼に進むためにも法律相談は必要不可欠なことですが、相談したからといって必ず依頼する必要もありません。自分の抱えているトラブル・悩みに対して弁護士から専門的な見解を貰えるのが法律相談なのです。相談自体は、納得するまで何度でも受けることが可能な場合もあり、30分5,000円〜10,000円程度の相談料金が一般的。また初回の相談は無料としている事務所もあります。

一方、正式な依頼にあたっては、委任契約書を交わさなくてはいけません。費用の見積もりや解決に至るまでの流れを双方納得し、委任契約を締結した時点でようやく依頼の成立となるのです。契約後、依頼者は着手金などを支払い、弁護士がトラブル解決に向けての行動を開始。ここで初めて、相手方との交渉や訴訟などに進んでいくことになります。


【3】弁護士に相談する前の準備

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弁護士に法律相談を予約したら、何を相談すべきか、以下を参考に準備を進めましょう。また、言いにくいこともあるかもしれませんが、いかに自分の状況を包み隠さず伝えられるかが大切。弁護士が、相談者の置かれている状況をどれだけ把握できるかによって、より正確なアドバイスができ、問題解決も最大限有利になるよう進めることが可能になります。弁護士は守秘義務を持つ専門職なので、心から信頼して相談してみてください。


3-1 ≪相談の整理のためにも法律相談Q&Aに投稿してみる≫

対面での法律相談前に試してほしいのがLINE弁護士相談の「法律相談Q&A」です。法律相談Q&Aは、スマホ上で法トラブルの悩みの投稿ができ、無料で弁護士から回答がくるサービス。いざ弁護士に相談をしようと決心したものの、あと一歩が踏み出せない方や、弁護士に相談する前の状況整理をしたい方にも適しています。
→LINE法律相談Q&A投稿


3-2 ≪相談前に準備するもの≫

初めて弁護士と会う際に、以下のようなものを準備して行くとスムーズに相談を進めることができます。

●自分が抱えているトラブルの内容や、今後どうしていきたいか、弁護士への質問などをまとめたノートや書類
●印鑑やペン、身分証明書、メモ帳
●トラブルの原因となった証拠の品や資料(可能であれば)

トラブルの内容や弁護士への質問をまとめたものがあれば、緊張せず落ち着いて話すことができ、伝え漏れも防ぐことができます。相談時にされたアドバイスをきちんとメモすることも大事。
トラブルに関する証拠などがあれば、より正確なアドバイスを得られる可能性があるので、持参できる方は持っていきましょう。


【4】依頼をする際のポイント

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弁護士に相談し、自分の問題解決へのサポートを希望すると決めた場合は、正式な依頼に進みます。依頼をすると決めた際に意識しておくべき点をしっかりと把握しておきましょう。


4-1 ≪明確な費用の見積もりを出してもらう≫

依頼に進んだら発生するのが報酬です。弁護士に支払う報酬は、トラブルの内容などによって異なってくるので、依頼の際には費用の見積もりを明確に出してもらってください。

ちなみに、依頼をした時点で必要になる着手金の相場は、平均10〜40万円程度。✳︎交渉がままならず訴訟などに移行した場合は、追加の支払いが必要となるケースもあるので頭に入れておいた方が良いでしょう。金額や支払時期、支払方法についても、それぞれ法律事務所によって異なるので事前確認を。

このように、解決に至るまでの全体的な見積もりを明確にしておくことで、費用によるトラブルを防ぐことができ、依頼者も不安なく話を進めることができるのです。

✳︎費用の相場は、(旧)日本弁護士連合会報酬等基準を参考にしています。


4-2 ≪ゴール(最終着地点)を決める≫

依頼した問題に対する、自分なりのゴール(最終着地点)を決めておくということも重要なポイントに。

例えば、「夫の不倫が原因で離婚になったので、慰謝料を取りたい」と依頼した場合、どの程度の額にするのか、不倫相手にも慰謝料請求を行うのかなどについても、考えておく必要があります。そして、どこまで解決できたら満足なのか、最終着地点をしっかり見据えて弁護士に交渉にあたってもらうことが大切です。

ゴールをきちんと定めていないと、相手方との交渉が予想以上に長引いてしまうことも…。また、依頼者と弁護士の見据えるゴールに違いがあると、お互いに信頼関係を持ちながら依頼を進めていくことが困難になってしまうこともあるのです。


【5】まとめ

自分の手に負えないトラブルは生じないに越したことはありませんが、人生はいつ何が起こるか分からないもの。「誰かの力を借りたい」と思ったときに、弁護士への相談・依頼の知識や流れを知っておくと、大きな助けになることでしょう。


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