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自分に限って法トラブルは無縁だと思っていませんか?自転車で並列走行する行為や、大音量でオーディオを使用するなど、一見よくありそうな行為に法律違反が潜んでいます。さらには、会議用に雑誌の記事をコピーして配布することも違法となる可能性が…。
普段生活している中で何となくしてしまったこと、それは罪に問われるかもしれません。ここでは、意外と知られていない法律違反をイラスト付きで紹介しながら、弁護士が解説します。身に覚えがある人は要注意。知らなかったでは済まされないかもしれませんよ…。

■もくじ

≪法律違反1≫自転車で並列走行編
≪法律違反2≫大音量でオーディオ使用編
≪法律違反3≫会議用に雑誌の記事をコピーして配布編
≪法律違反4≫他人の髪を勝手に切る編
≪監修弁護士の紹介≫
最後に…


≪法律違反1≫自転車で並列走行編

自転車で並列走行 (1)

道路交通法第19条(自転車の並列運転禁止)

弁護士の見解

自転車は、車両(軽車両)であるから、車道を走行しなければなりません。そして、並走することが禁止されています。(道路交通法19条)これに違反すると、2万円以下の罰金又は科料の罰則があります。歩道に関しての罰則はありませんが、そもそも歩道を走行することは、同法17条1項通行区分違反で禁止されています。違反すれば、3年以下の懲役または5万円以下の罰則があるので、こちらのほうが重い罪となります。


≪法律違反2≫大音量でオーディオ使用編

大音量でのオーディオ使用 (1)

道路交通法 第70条「安全運転の義務」 / 『往来危険罪』

▼弁護士の見解

道路交通法70条は、「他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない」と定められています。大音量の音楽は、救急車のサイレンや他車のクラクションが聞き取りづらくなることから、他人の身の安全を確保できないばかりか、危害を加えてしまう恐れも。従って、大音量での走行は罰せられます。3年以下の懲役、または5万円以下の罰金になります。


≪法律違反3≫会議用に雑誌の記事をコピーして配布編

会議用に雑誌のコピーを配布 (1)

著作権の侵害 

▼弁護士の見解

雑誌の記事も、著作物として著作権の保護を受けます。私的使用以外にコピーを取ることは、会社内部で業務上利用する場合でも、著作物の複製にあたります。それを配布することは譲渡にあたるので、いずれも著作権を侵害します。当該記事を切り取って回覧するなら、複製にはあたらず著作権を侵害しません。


≪法律違反4≫他人の髪を勝手に切る編

他人の髪を勝手に切る (1)

暴行罪 

▼弁護士の見解

暴行罪か傷害罪か。女性の髪を切る行為は、人の身体に対する有形力の行使として、傷害に至らない場合は暴行罪にあたります。傷害とは、人の生理的機能に障害を与えることと解されています。生理的機能に、人の外貌を著しく変えることも含まれると解釈すれば、髪を切る行為も傷害罪になります。従って、切る程度によって判断が分かれそうです。丸坊主にすれば、まちがいなく傷害罪でしょう。

【監修】優和綜合法律事務所 内藤 政信弁護士


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優和綜合法律事務所
第一東京弁護士会
この記事は、内藤 政信弁護士が法律監修を担当しました。

■30年以上の豊富な経験を有する弁護士が開業した法律事務所です。
■豊富な経験に基づく適切な事件解決及び親身な対応で、ご好評を頂いております。
■初回相談料は無料です。お気軽にご相談ください。

目に見える形で、直接困っている人の役に立てる職業であるというところに魅力を感じ、弁護士になりました。趣味はアコーディオンです。希望があれば相談時にも弾きますので、興味がある方はお申し出ください。

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